この先どうなる?リサイクルショップ
リサイクル、リユースなどについて考えたりつぶやいたりしています。
リサイクルショップとは?
古物商の一種。中古品や未使用品などを売買する業態の店舗のことを指す。主に家電や衣類などを取り扱っている。
日本では開業する場合、古物営業法によって店舗がある都道府県公安委員会(窓口は警察署)の許可が必要となる
<はてなキーワードより抜粋>
買取専門のリサイクルショップ(古物商)って?
景気低迷の中、堅調に推移不況にも強いリサイクル業界全体規模の推移は、平成17年から平成25年まで増加傾向にあるそうです。
ただ「街で見かけるリサイクルショップ」はどうでしょう?
新規オープン開業して間もなく閉店するリサイクルショップも少なくはありません。
試しに近くのリサイクルショップをインターネットで検索をかけてみますと、「街で見かけるリサイクルショップ」よりも
はるかに多くのリサイクルショップが存在しているのに気が付きます。
どういうことかと申しますと、小規模で小売りをせず買取専門で営業されている業者が圧倒的に多いからです。
普段は一般の方の目に触れず、ひっそりと裏方の商売でもあります。
近頃は、お見積り依頼を受けまして、訪問、査定、交渉を日々いたしておりますが、競合他社さんとの兼合いが日常茶飯事にあり、努力の結果もむなしく見積もり件数に対しての成約率が極端に下がってしまいました。
昔はよく「業者さん、何とか持って帰ってくれませんか?」とお願いされたものですが・・(笑)
今では私共のような買取専門リサイクルショップ、買取業者よりもお客様の方がかなり優位な立場になっています。
リサイクル業界全体の規模は右肩上がりで拡大しているようですが、じつは個々の業者の扱う商材は減少傾向にあるのです。
生き残りをかけまして、まさにサバイバル状態ですが、時代の波に呑まれてしまわないようサービスや品質の向上、そして合理化を図り効率よく商材が流れるようにしていきたいと考えています。
どこで売ってるの?
お客様からよく「買取って、どこで売るの?」と言うご質問を耳にしますが、商品が売れ残って困る事ってほとんどありません。
むしろ、お客様からお売り頂く品物が不足して困っているのが現状です。
買取専門店がどこで販売するのかと言いますと、まずはインターネットオークション(主にヤフオク)ですね。
最近はメルカリ、ジモティーで販売している業者さんも増えてきていますね。
そして、最大限に活用している販売場所は、古物商の許可証を所有しているものだけが出入りできる市場(業者オークション)というところになります。
どんなところかと申しますと比較的大きなものを扱う、例えば家具なら箪笥、家電なら洗濯機や冷蔵庫などが大量にあり、ひと月に3回程度の競りが行われている場所です。
もちろん、小物や日用品なんかも大量にあります。
なぜ、そんなに大量の家具や家電が集まるのでしょうか?
それは、各地域の買取専門店が日々集めた荷物であったり、店舗小売店の過剰在庫などが、どんどん持ち込まれるからです。
驚くことに持ち込んだ商材の殆どが瞬く間に競り落とされていきます。
では、誰が競り落とすのでしょうか?
比較的大きな規模で中古品の”販売”を主体にしている小売店(トレジャーファクトリーさん、リサイクルマートさん等)が競り落とすのです。
つまり、ここで言う「街で見かけるリサイクルショップ」にあたります。
こうして、日頃 私共の買取した商材は市場を通じて、主に小売店に並ぶと言う訳です。
これからも
リサイクル業者を経由せず、個人が個人と直接売買する C to C(※)上記のヤフオク、メルカリ、ジモティーなど誰でも簡単に不用品の売買ができるようになりましたので、
私共は存在すら危うい時代を迎えようとしています。
先行き不透明で不安な毎日ですが、そんな時代でも必ず成功への道はきっとあると思います。
これからも「出張買取のリサイクルショップ オールマイティー」は”不要”になってしまわないよう、”必要”とされるサービスを提供していきたいと思っています。
※C to C シートゥシー、商取引の分類を表す用語の一つで、個人間、とりわけ一般消費者同士の間で行われる商取引のこと。また、個人間の取引を仲介する事業やサービスなどのこと。